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キリスト教で“三位一体”を表す「TRINITY」。

神の声とも称されるTromboneのハーモニー。

そこに聞こえてくるのは赫々たる歴史を持つフランスの名器〈Antoine Courtois〉の響き。

大内邦靖

Kuniyasu Ouchi

静岡県出身。東京学芸大学卒業（1989年）。同大学院修了（1991年）。桐朋学園大学オーケストラ研究生（1988年から1991年）。1992年東京文化会館新進演奏家デビューコンサート出演。1994年Euro-Japan Music Academyにおいて「奨励賞」受賞。1995年AOI音楽館主催、第一回「静岡の名手」コンサートに出演。1996年Euro-Japan Music Academyにおいて大賞（ビュッフェ・クランポン賞）を受賞。 1997年第１回大阪トロンボーンコンペティションソロ部門入選。1997年と2000年イタリアで行われたポルチア国際音楽コンクール2大会で共にセミファイナリスト。1997年（東京）、2006年（岡山）、2008年（東京）、2017年（東京、サクバット）にソロリサイタルを開催。ハイパートロンボーンズ、ブラスアンサンブル・ルスティーク、ウィスパートリオなどのメンバーとして、主に室内楽の分野で活動。2008年、ハイパートロンボーンズによるCD「Hyper Trombones Vol.1」をリリース。1996年吹奏楽雑誌「バンドピープル」のトロンボーンセミナーの執筆をつとめる。また、トロンボーンやブラスアンサンブルのための作・編曲作品が「KOOWS Edition」「Hyper Collection」より出版されている。2003年に重度の顔面神経麻痺を発症するも、そこからの復帰の経験を活かし、奏法の基礎研究および顔面神経麻痺、顔面痙攣、アンブシュアジストニアなどの顔面の病気による奏法上の障害とリカバリーについての研究を行っている。

2012年よりピリオド楽器（サクバット）による古楽の演奏活動を始動。これまでに甲府バッハアカデミーサクバットセミナー（2013）、アントネッロのオペラフレスカ（2013、2016、2017）、ヘンデルフェスティバル・ジャパン（2015）、コントラポントのVespro（2015 CDおよびハイレゾ音源配信、2017再演）、対峙する弦と管（2015、2016）、オルフェオ・ジャパン（2016 日伊修好150年記念）等に参加。

山梨大学大学院芸術文化教育講座准教授（2012～）。玉川大学芸術学部非常勤講師（1995～2017）。日本トロンボーン協会会員、日本管打・吹奏楽学会会員（2010～）、日本顔面神経研究会会員（2010～）、日本顔学会会員（2010～2013）。日本音楽表現学会会員（2013～）。日本吹奏楽指導者協会（2014～）TBSこども音楽コンクール審査員（2011～）。

轟木敬

Takashi Todoroki

武蔵野音楽大学卒業。武蔵野音楽大学卒業演奏会、同大学新人演奏会、読売新人演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会等に出演。
練馬文化センター新人オーディションに合格、最優秀賞を受賞し、東京ニューシティ管弦楽団と協奏曲を共演。

アートミュージックより発売のCD「７人のトロンボーン奏者によるソロ曲集」録音。
光が丘IMAホール20周年記念演奏会にて東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と協奏曲を共演。

これまでにトロンボーンを春山和雄、川嶋清一郎の両氏に、室内楽を(故)伊藤泰世(Hr)、カールマン・ベルケシュ(Cl)の両氏に、呼吸法等を黒田彰氏に師事。

現在はオーケストラや吹奏楽を中心に客演奏者としての演奏活動に加え、大編成トロンボーンアンサンブルなどの室内楽でも活躍中。また中学校や高等学校等で吹奏楽、オーケストラ部の指導や個人レッスンなど教育活動も精力的に行っている。

トロンボーンアンサンブルの作品を中心に編曲も行っており、"ASKS-WINDS"より作品を多数出版している。

神奈川県立弥栄高等学校芸術科および三浦学園日本音楽高等学校音楽科非常勤講師。

株式会社ビュッフェ・クランポン・ジャパン公認アドヴァイザー。東京トロンボーン・オーケストラ奏者。

青木治夫

Haruo Aoki

富山県立呉羽高等学校卒業。国立音楽大学卒業。卒業と同時に、シエナウィンドオーケストラにバストロンボーン奏者として入団。その後、フランス、パリ高等音楽院 -CNR- に留学。高等科・研究科をそれぞれ一等賞を得て卒業。また古楽科において、サックバットも学ぶ。現在、フリーのバストロンボーン、バスサクバット奏者として活動。